西千葉教会 日本キリスト教団 西千葉教会


◇聖書の言葉 W

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文:滝瀬 一 副牧師

「『「わたしたちに必要な糧を今日与えてください。」』」

     マタイによる福音書第6章11節

 祈る、ということは、わたしたちみんなに分かることではないでしょうか。祈りは、わたしたちの誰にとっても自然なことではないでしょうか。祈り。それだから、その祈りを、わたしたちはきちんと知っていたいのです。
 キリスト教会で、これが祈りである、と真っ先に教えられ、学ぶのは、新約聖書中に書き記された「主の祈り」と呼ばれる祈りでしょう。これは、イエス・キリストからその弟子たちに直接教えられた祈りとして記されています。
 「主の祈り」は、新約聖書にある四つの福音書の内二つに記録されています。その一つ、マタイによる福音書では、これは、六つの祈りを収めて一つの祈りとなっています。その四つ目の祈りに、「『「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」』」、があります。この「主の祈り」はまず三つの祈りで聖書の神のための祈りをし、祈りを重ねます。その三つにすぐ続けて、この四つ目の祈り、わたしたちの食物のための祈りをするのです。
 思えば、わたしたちが生きるために本当に切実な事柄、生のままの問題は、食物のことです。クリスチャンは神を、父、と呼ぶほどに、神に親しんでいますから、その父から食物をいただく、神をわたしの父と呼び、それほどに信頼して、わたしの一番の関心事、食物についてのこころ配りもしていただく。こういうことを信じ求める祈りとなっているのです。
 わたしたちの暮らすこの世界では、食物について、本当に切実で、緊急の課題があります。わたしを、わたしたちを養ってくださるのは神である。神が必ずそうしていてくださる。他の誰でもない、神こそが、このわたしたちを生かしてくださる。この祈りはそれを信じ、求めます。この世界で生活する限り、この祈りを熱心にしないではいられません。
 わたしもクリスチャンですからこの祈りをします。まごころから、「主の祈り」をします。そして、備えられ与えられてくる毎日の、毎度の食物を、本当に楽しみにしています。食事の時を、今かいまかと、心待ちにしているのです。

in Christ.

注。「主の祈り」はマタイによる福音書第6章9−13節とルカによる福音書第11章2−4節に記録されているが、マタイのものは六つの祈りをそこに収め、ルカのものは五つの祈りをそこに収めている。

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