西千葉教会 日本キリスト教団 西千葉教会


◇聖書の言葉 [

6月の聖句

5月の聖句へ

文:滝瀬 一 副牧師

「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」

         使徒言行録第2章1−4節

 キリスト教会はこの6月4日日曜日に聖霊降臨日を迎えます。この日はペンテコステとも言われます。
 教会暦と呼ばれる教会の1年のカレンダーには、期節の大きな分かれ目があると思います。それが、皆知っているクリスマス、イースターに、そしてこのペンテコステでしょう。そのペンテコステは、聖書の神がご自分の「“霊”」「聖霊」を注いで満たし、そのお力によって、この世界に教会を始めてくださったことを記念する時です。上に掲げた聖書の言葉には、約2000年ほど前のその実際の出来事の描写と記録があります。
 聖書の知らせる救い主イエス・キリストの誕生は神の約束によるものでした。そのキリストのご生涯、その十字架の死とお甦りを通じてのわたしたちの救いも神の約束によるものでした。そしてこのペンテコステに記念される出来事も、同様に、神の約束によるし、またそのキリストの約束によるものでありました。だから、そのように一筋の、わたしたちすべての者をその罪、その不幸からぜひとも救おうという神の約束の守られた具体的なしるしが、教会がこの世に存在することだと言えます。
 その教会は、キリストのご生涯を宣教します。キリストを通じた神の救いに一人でも多くの人が、すべての人が生きることができるために。教会はその誕生以来、いつの時代にも、この世界に暮らす一人ひとりに、どの人にもそうしてきました。教会の言葉はキリストのご生涯を語るものです。
 あなたを常に愛し、あなたの幸いを常に追求してくださる神がおられる。それがあのキリストの父なる神である、キリストのご生涯にその神を知ることができる。だから、キリストを知り、その神と共に生きたらどうだろうか。教会の言葉はわたしたちにそう語りかけます。
 今日も、その教会からわたしたちのところに新しい風が吹いてきます、わたしたちを新しくする風が。それはわたしたちの、わたしのこころに、この生活に流れて、わたしを愛された者、幸いな者へと変えてくれます。その風は、吹いてきます。それは、見えないけれども、確かに吹いてくるのです。

in Christ.

注。「聖霊」、「五旬祭」について学ぶには、例えば、日本聖書協会発行の『聖書』新共同訳の巻末に掲載されている用語解説を参照。

TOP
mail:nishichiba@church.jp
Copyright (c) NISHICHIBA CHURCH. All Rights Reserved.