西千葉教会 日本キリスト教団 西千葉教会


◇聖書の言葉◇

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文:伊藤 智 副牧師

「父親は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。」

ルカによる福音書第15章20節     

  イエスさまは、こんなたとえを話されました。ある所に、父と二人の息子がいました。兄は、父親を助けて毎日真面目に働いていました。しかし、弟は、「こんな田舎で、父親の言うことを聞いて一生を終わるのなんて嫌だ、お金をもって家を出て自分の思うどおりに暮らそう。」と思いました。弟は、将来自分がもらえる財産を今、父親から分けてもらい、それをお金に換えて、遠い外国の町に行ってしまいました。
 弟は、毎日遊んで暮らしました。金持ちの弟の周りにはたくさんの人が近寄って来ました。お金はどんどん減っていき、気がつくとすっかり無一文になってしまいました。彼の周りにいた人たちもいなくなっていました。しかも、その町が飢饉になりました。食べ物を買うことも出来ず、お腹は空腹になりました。
 その時、弟はハッとしました。「父親の所に帰ろう。家に帰って謝ろう。息子としてではなく、奴隷として働かせてもらう。」。弟は、しょんぼりびくびくしながら、父親の家が遠くに見える所まで帰ってきました。
 するとどうでしょう。父親は、弟のもとに走り寄り、ギュッと抱きしめたのです。弟は、謝ろうとしました。しかし、父親はその言葉を言わせずに、「これからお祝いをしよう。」と言いました。
 イエスさまは、このたとえでわたしたちに父なる神の姿をお語りになられたのです。父なる神は、このような弟さえも御許に立ち帰ってくることを待ち望まれているのです。
                 

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