西千葉教会 日本キリスト教団 西千葉教会


◇聖書の言葉◇

6月の聖句

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文:伊藤 智 副牧師

「皆、同じ霊的な食物を食べ、皆が同じ霊的な飲み物を飲みました。  彼らが飲んだのは、自分たちから離れずについて来た霊的な岩からでしたが、この岩こそキリストだったのです。」

コリントの信徒への手紙1第10章3−4節

 今月の12日に聖霊降臨日を迎えます。主イエスの弟子たちに聖霊が降り、彼らに力が与えられてキリストの福音を宣べ伝え始めました。それによって教会が誕生したことを記念し覚える日です。それは、ただ教会が誕生したことだけを記念するのではなく、建てられた教会が、さらに、神によって養われ、成長していくことを覚えるものでもあります。
 教会は、主なる神に養われる群れなのです。神の民であったイスラエルは、エジプトの奴隷であった時、民の嘆きの声を神が聞き、彼らをエジプトから脱出させました。荒野での長い旅が始まりました。長い旅路において水がなくなり、民たちはモーセに、「我々を渇きで殺すためにエジプトから連れ出したのか」と訴えます。モーセはその求めに応え神に祈り、そのたびに神が岩から水をほとばしり出させる奇跡によって、民の渇きを癒したのです。そこから、水の出る岩が、荒れ野を旅していくイスラエルの民の後に、離れずについて来たという伝説が生まれました。
 パウロは、このイスラエルの民に起った出来事と教会における聖餐との出来事を重ねあわされて語ります。イスラエルの民が渇きを癒され、命を救われた、その水がほとばしり出た岩は、「この岩こそキリストだったのです」とパウロは言うのです。
 教会は、離れずいつも共に歩んで下さっている主イエスによる救いの恵みをいただき、それによって渇きを癒されつつ歩むのです。水の出る岩が離れずについて来たという伝説は、主イエス・キリストが、常に教会と共に歩んで下さり、救いの恵みを注いで下さることと重ね合わせることができるのです。

in Christ.

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