西千葉教会 日本キリスト教団 西千葉教会


◇聖書の言葉◇

9月の聖句

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文:藤野雄大伝道師

  「兄弟たち、主が来られるときまで忍耐しなさい。農夫は、秋の雨と春の雨が降るまで忍耐しながら、大地の尊い実りを待つのです。あなたがたも忍耐しなさい。心を固く保ちなさい。主が来られる時が迫っているからです。」     

(ヤコブの手紙5章7−8節)

 ホームページをご覧の皆様、お元気でしょうか。まだまだ暑さは続いていますが、日が徐々に短くなっていますね。暑さの中にも秋の訪れを感じる今日この頃です。少し寂しい気がします。
さて、夏と言えば、夏休み。夏休みと言えば、夏休みの宿題です。あの「夏休みの友」という名の敵に苦しめられた思い出が甦ります。私が、この文章を書いているのは、8月の終わりですが、高校生までの子どもたちは、まさに今、宿題に一所懸命に取り組んでいることとでしょう。まったく自慢になりませんが、私は夏休みの宿題を計画的に終わらせることが出来たためしがありません。毎年8月30、31日ごろになると親に怒られながら、壮絶な戦いを繰り広げたものです。そういう子どもは、往々にしてそういう大人になるものです。私も、その例に漏れず、今でも締め切りに追われる毎日を過ごしています。このホームページをご覧の方にも、きっと同志がいると信じています。
 楽しかった夏休みにも必ず終わりがあります。一方で、苦しい宿題にも、真面目に取り組んでいけば、必ず終わりが来ます。それと同様に、聖書では、この世にも終わりがあると記しています。終わりの日は、いつ来るかは分かりません。しかし、必ず来るものだと記されています。その時には、イエス・キリストが再び私たちの目に見える御姿で来られると、今月の聖句にはあります。キリスト教における世の終わりとは、キリストの栄光が完全に表れる時です。決してネガティブなものではありません。ですから世の終わりといっても、何も自暴自棄になる必要はありません。あるいは、どうせ終わりが来るからといって、怠惰に過ごすことも誤りです。むしろ希望をもって、自分に与えられている務めを誠実に果たしていくことが求められています。
 今は、本当に生きにくい世の中だと思います。最近、大きな問題となっている、いじめもそうですし、大人になったらなったで、就職難やワーキングプアの問題など、ためいきばかりが出てくる世の中です。夏休みの宿題など比較にもならない苦しみです。しかし、そのような世も、永遠に続くわけではありません。必ず終わりが来ると聖書は教えています。この苦難の時を忍耐し乗り越えるならば、終わりの時に、イエス・キリストが、その人をご自分の近くに引き上げてくださるでしょう。クリスチャンは、この世の中ではなく、この世の終わりにある希望を見つめています。そして、そこから厳しい現実と向き合う力も与えられるのです。ホームページをご覧の皆様にも、イエス・キリストによる希望がありますようにお祈りします。

in Christ.

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