分野:金属

対象物

測定目的

困難理由

解決手段

乗用車ボディー
(塗装膜なし)
 

腐食残存厚測定

厚さが薄く凹凸が
大きい(0.15〜0.8mm)

精密フォーカス

乗用車ボディー
(塗装膜あり)

腐食残存厚測定

塗装膜の波形への
影響

音響インピーダンスの整合

プレス部品
 

偏肉厚測定

ディレー材のラン
ニングコスト高

ディレー材の耐久
性向上

タービンブレー

肉厚保証

接触媒質使用不可
 

ノンカップラント

鉛材料 

肉厚測定

伝達損失過大 

音響インピーダン
スの整合

架線に使用する
クラッド鋼

摩耗残存厚測定

境界エコーが過小
 

ゲート設定の適正

亜鉛メッキ 

メッキ厚測定

厚さが薄い(4〜40μm)

波形デジタル化に
よるCPU処理

    分野:樹脂

対象物

測定目的

困難理由

解決手段

ブロー及びイン
ジェクション成
型品

肉厚保証

 

曲率過小及び減衰
過大
 

周波数帯域の広帯
域化及び高ゲイン

ガソリンタンク
 

肉厚保証
 

4種6層構造
 

波形デジタル化に
よるCPU処理

樹脂上の塗装膜
 

厚さ保証
 

下地が樹脂
 

音響インピーダン
スの整合

ブロー成型品
 

肉厚保証
 

接触媒質使用不可
 

ノンカップラント

金属上の塗装膜
 

肉厚保証
 

厚さが薄い
(4〜40μm)

波形デジタル化に
よるCPU処理

音響不均質材料
 

厚さ保証
 

音速が不均一
 

音速測定可能方式
併用

3層構造パイプ
 

厚さ保証
 

3層構造による波
形の複雑化

波形デジタル化に
よるCPU処理

ゴム上の塗膜厚
 

厚さ保証
 

厚さが薄い
(3〜30μm)

波形デジタル化に
よるCPU処理

鉄板下のゴム
 

厚さ保証
 

超音波信号のレベ
ル小

フィルター使用
 

小径管
 

厚さ保証
 

管径が小さい
(φ3mm以下)

精密音響レンズの
使用

金属管内のライ
ニング

厚さ保証
 

探触子が挿入でき
ない

小型内挿型探触子
の使用

    分野:その他

対象物

測定目的

困難理由

解決手段

液晶デスプレイ


 

液晶の厚み


 

測定対象がサンド
イッチ状態で且つ
薄すぎる
(5〜15μm)

波形デジタル化に
よるCPU処理

 

合わせ硝子


 

合わせ隙間間隔


 

測定対象がサンド
イッチ状態で且つ
薄すぎる
(5〜50μm)

音響インピーダン
スの置き換え

 


 

歯髄までの厚み
 

超音波信号の減衰

低周波探触子用精
密音響レンズ使用


 

角膜厚さ
 

眼球形状が球状
 

高周波探触子用精
密音響レンズ使用

家畜(馬,豚)
 

脂肪厚さ
 

各脂肪層が平行で
ない

波形のストレージ


 

厚さ
 

不純物含有による
減衰大

高出力送信及びフ
ィルター使用

 

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