育毛を考える上で、必要になる重要な事は 
              
「育毛は、根気と努力である。」
 
    と言うことは、人任せにせず
自分自身がメインで毎日続けると言うことが重要です。

    だからと言って、自己判断で
間違った育毛法を幾ら続けても 良い結果は生まれません。

    先ずは、
毛髪の専門家による毛髪診断個人に合った的確なアドバイスが必要になります。

    育毛はここから始まります。(前ページのヘア・ケアと合わせてご理解下さい。)

    育毛の十ヶ条 
  
1 シャンプーが育毛の基本。毎日洗うこと。
              (髪より、頭皮が中心。)

     シャンプー剤の選定(自分に合ったもの)と
                  シャンプーの方法に気おつける。

   2 育毛剤は、
同じものを最低3ヶ月以上使用すること。

   3 毎日
シャンプーの後、育毛剤を付けてマッサージ。

   4 
フケ・カユミは、頭皮の赤信号なので 直ぐ手当て。

   5 食生活はバランス良く、髪に悪いものは控えめに。

   6 過労・ストレス・暴飲暴食・睡眠不足は、髪の大敵。

   7 パーマや染毛は、プロの技術で安心。

   8 タバコは禁物、酒・コーヒー・香辛料は程ほどに。

   9 ヘア・ケアのやり過ぎに注意、正しい方法で。

  10 遺伝体質の人は、早めの手当てで安心。
 
          脂漏性・ワックス状     脂漏性湿疹 
           皮脂が、ワックス上になり毛穴に付着。        脂漏性湿疹。

              シャンプー後         
               シャンプー直後。                 クレンジング後。


     毛髪の寿命

       毛髪の成長速度は1日に0.31o〜0.36oといわれています。男性よりも女性の方が若干早く、
      年齢的な差や季節的な差(冬より夏が大)もあります。
       毛髪は個々に伸びたり、停止したり 抜けたりしています。これを 毛周期(ヘア・サイクル)と言います。
       日本人の平均で男性は、3〜5年女性で、4〜6年といわれています。
      もちろん例外も有り10年以上伸び続けて長さ2mに達する毛も有ります。

       ヘアサイクルとは!
       毛が発生してから伸びてゆく期間を、成長期 = Anagen 
       [専門的には、毛乳頭組織の周囲にある毛母が分裂増殖している期間を毛の活動期と言います。]

       寿命が近づき伸び方が遅くなる時期を、移行期 = Catagen
       [毛母の細胞分裂が低調になり伸び方が衰える時期を、退化期と言います。]
       期間的には非常に短くじきに、休止期 = Telogen になります。
       休止期には、毛母細胞の分裂は停止しますので毛は伸びません。
       また、休止期だからちいって直ぐ抜ける訳ではなく3〜4ヶ月は、頭皮内に留まり 
       次第に上部に押し出されて最後にパラット脱落します。
                  

     脱毛の原因 

          前項で、ヘア・サイクルについてお話致しました。
      髪の毛が寿命を全うして自然に抜ける(脱毛する)事を、
自然脱毛と言います。
      季節・個人差は有りますが、日本人が
1日に自然に抜ける頭髪の平均は
      
40〜70本位とされています。
      この自然に抜けた毛、特に根の部分がちょうどラッキョウの様になっていれば正常。
                        = 
自然脱毛。
      この毛を、
混状毛と言います。
      
しかし、平均値より抜け毛が多い(朝、枕もとに多くの毛が抜けている 
      ブラッシング時に異様に抜ける)その様な方は、
異常脱毛の疑いが有りますので
      
毛髪の専門家(毛髪ケア専修士)の店舗へ御相談もしくは、
                             毛髪診断を、お勧め致します。

              正常の毛根 ←自然脱毛の毛根部(混状毛)。

      異常脱毛

              男性型脱毛症
                                 男性型脱毛症  
                                  ◎ 毛根部が痩せているし、毛も細い。

         一般的に、親父がハゲているから 俺も危ないと気にするタイプです。
        一般的には、体質遺伝と言われる脱毛ですが 原因は男性ホルモン
                             
主として精巣で作られる、ステロイド系テストステロン)と、
          毛根部に存在する5α−リダクタ−ゼという酵素の働きで 
       
強力な男性ホルモン5α−デハイドロテストステロン(DHT)
        となりこれがレセプターであるタンパク質と結合し、皮脂腺に働きかけ皮脂の分泌活動が盛んになり 
        毛髪の成長阻害を起こし又、ヘアサイクルが短縮され、生ぶ毛状の新生毛のまま成長停止
        し脱毛して行きます。

         このレセプター(受容体)というタンパク質成分は、特にフロント及びトップに特に多いといわれており 
        この部分が、非常にハゲやすいとされたいる。

              粃糠性脱毛症 
                                 粃糠性脱毛症
                                ◎ 毛根部から、突起物が見られる。     

          粃糠とは、辞書で調べると=役に立たない微細なものと言う意味です。
         ここではフケのことで、通常誰にでも有ります。しかし、皮脂の増加や皮膚炎症等によって
      角化異常
が起きるとフケが発生皮脂と混ざり毛穴を塞いで細菌を繁殖させたり、
       毛母細胞にダメージを与えながら脱毛を促進させます。


         フケが多発する原因として考えられる事は、シャンプー剤の不適合
                                   ストレス・食生活の乱れ等が上げられます。
          ハゲ方は、部分的に薄くなるケース広範囲に渡って薄くなるケースが有ります。

              脂漏性脱毛症
          脂漏性脱毛症  脂漏性の毛根部
                  ◎ 行き場の無くなった皮脂によってネットリと毛根部が覆われている。

          皮脂の過剰分泌や脂性のフケによって毛根が脂漬けの状態になり、皮脂が酸化して
       過酸化脂質となって毛母細胞を
強力に阻害します。
          同時に固着力(毛が頭皮に付いている力)が低下し毛髪が抜けやすくなるのが、
          この脱毛の特徴です。
          ライフスタイルや食生活、体質に起因し殆どの場合 頭皮が脂っぽくなっています。

             神経性脱毛症(円形脱毛)
               円形脱毛・神経性脱毛症  神経性脱毛の毛根部
                    ◎ 混状毛とは異なり、毛根部が先細りしています。
 

         米粒大から500円玉位のハゲが一個あるいは複数出来るのが、この脱毛の特徴です。
        悪性になると頭部全体の毛髪が抜け落ちるケースも有り、原因として考えられるのは 
      主にストレス
神経の不調によって血流や神経の働きが阻害され
      毛母細胞が活性化されなくなる為
ですが、時には過敏な体質反応によって
        引き起こされる場合も有ります。ハゲ方は、円形だけに留まらず 
                           それらが融合して複雑な形になったりもします。


   心配だな!  そろそろ予防を始め様かな!

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